ウィングアーク1st株式会社

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製品の魅力だけでは語れない、そこに働く人・会社の風土を感じるブランディングがファンを生みだす

ウィングアーク1st株式会社 管理本部 人事部
人事企画グループマネージャー 高山 敦伊様
業種:ソフトウェア開発・販売・サポートなど

どのような課題を持っていたか

“製品の魅力に加えて仕事や人の魅力を伝えたい”

エントランス

当社では、「Surprise 1st! オドロキが、世界を動かす。」というブランドメッセージや企業理念が既にあり、コーポレートサイトでは、自社開発のソフトウェア「SVF」(帳票基盤ソリューション)など、自社製品の魅力を企業に届けることがメインになっています。

製品のアピールはできていても、採用活動では「会社や仕事、働く人」を伝えていくことが必要です。そうした面では、コーポレートサイトの内容では訴求力に欠ける。とくに中途・キャリア採用向けとして、当社で働くことがリアルにイメージできる、「転職したい! 働きたい!」と思えるような魅力を発信できたらと考えていました。

ご依頼の決め手は何ですか

“コンセプトブックが決め手。見えていない部分にフォーカスしてくれそう”

フリーセルさんの顧問を務め当社とも関係のある、経営戦略・事業投資アドバイザーとして活躍される塩川さんからの紹介がきっかけです。とはいえ、人のつながりだけで大事な業者を決めるつもりはなかったので、採用サイトの提案をしてくれるところとは、幅広く顔を合わせてお話しを聞いてみようと。

複数社にご提案いただいたのですが、その中でもフリーセルさんは、直々に木村社長が提案をされて、企業理念やビジョン、会社のスタンスなどが記載された80ページほどのコンセプトブックというものをお持ちいただいた。これが決め手になったといえますね。この会社に依頼すると他社とは少し異なったアプローチで、当社の魅力、気付いていなかった部分を引き出してくれるかもしれない―― いいものを作りたいという思いでフリーセルさんにお願いをしました

プロジェクトの感想

“時間をかけたインタビュー、スタッフの声に発見や驚きが生まれる”

インタビュー
※抽出したキーワード

中途採用サイトに反映するためのメッセージや、コンセプト作りなどから始まったプロジェクトですが、十数名にもおよぶインタビューから、生の声を拾い上げていくとは思ってもいませんでした。しかもそのインタビューは幹部クラスにまで至ります。

その時間をかけたインタビューから、ひとりひとりの言葉を丁寧にまとめたレポートを拝見したときは、人事としても驚きや楽しさがあり、普段目にすることのない視点からのスタッフの意見や考えを垣間見ることができました。第三者だから引き出せるスタッフの内面を感じるイキイキした言葉が印象的でしたね。そのような言葉を精査し、開発本部や営業本部、カスタマーソリューション本部の採用メッセージを作っていく工程は、非常に有意義な時間だったと感じています。

効果や変化について

“人材紹介会社に頼らない、採用サイトに成長してほしい”

採用サイトが公開されて、まだそれほど経っていないので数値的な効果はお伝えできないのが残念ですが、社内からも概ね評判は良好です。中途採用の場合、これまでは人材紹介会社経由での採用がメインだったので、自社サイトが有効に活用されて、優秀なスタッフが多く集まることを願っています。

今後期待すること

“インナーブランディングにも興味、ブランド力を高める施策を”

採用サイト
※今回制作した採用サイト

今回の採用サイトのブランディングを通じて、インナーブランディングの大切さなどにも気付かされました。運用・メンテナンスなどを通じて、新たな試みとしてお力を借りるときもあると思います。また、自社開発しているプロダクトがあるからかもしれませんが、どうしても製品特徴へ重きを置いてしまう傾向があります。それだけではなく、人の心や会社の風土などにもスポットを当てることで、新たな発見や存在価値をアピールしていくべきだと考えています。

Gallery

採用サイト
※会社のバリューをインタビュー
レポート
※抽出したキーワード
レポート
※ブランドをまとめたレポート
採用サイト
※オフィス撮影

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