株式会社トゥエルブ 下野 護様

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福井からインターネット講座を受講!ブランディングとデザインで地域を盛り上げていく

受講生

株式会社トゥエルブ 代表取締役 下野 護様
合格までの期間:1カ月(インターネット講座)
HP:https://www.twelve012.com/

受講に至った背景について

北陸・福井の地で痛感した「ブランディングとデザインにできること」

HP
※「株式会社トゥエルブ」のHP

2012年にトゥエルブを創業し、福井の地でデザイナーとしてのキャリアを積み上てきました。主な事業は、地元企業や飲食店、小売店などのブランドをデザインして、そこからWebサイトやパンフレット、チラシ、販促ツールなどを制作しています。

地方という地域特性もあってか、紙の制作物も多いかもしれませんね。やはり対面での「手から手へのコミュニケーション」を大切にするので、紙の制作物はとても重宝されるんです。Webサイトの制作実績も多いですが、都市部と違ってまだまだ紙の影響力は強いです。
地域に根を張って事業を行う中で感じるのですが、北陸や福井って伝統や技術、独自性のある素晴らしい企業やお店が多いですね。でも、その魅力を十分に伝えられていないもどかしさも感じていました。

「Webサイト」「パンフレット」などのデザインをいくらこだわっても、それは部分的で一過性のものですよね。それよりも、お客様と二人三脚でビジネスを中長期で応援する方が、結果的に魅力をしっかりと伝えられると思います。
それを実現する方法として「ブランディング」がヒントになると思い、ブランド・プランナー協会のインターネット講座を受講しました。

講座を受講した感想について

ネット講座で得た「右脳と左脳を行き来するブランド思考」

やはりネット講座は時間も場所も制約を受けないので、学びやすいですね。仕事の合間や、土日のプライベートの時間の合間を使って、効率的に学ぶことができました。動画を視聴する講座スタイルなので、分からないポイントも繰り返し見ることで理解を深められました。
それに、講座の中で印象的だったのが、右脳(感性)と左脳(論理)の双方向からブランドを考えるポイントですね。

それまでの私のデザインや企業ブランドへの向き合い方を振り返ってみると、右脳の感性に頼っていたと思います。でも、それだけではブランディングのロジックやストラテジーとして不十分で、根拠を示せていなかったかもしれません。右脳と左脳の双方向を行ったり来たりしながら、デザインや企業ブランドを向き合うことで、芯のある強いブランディングデザインができるはずです。

ブランディングとデザインは経営に必要不可欠だと気が付いた

学ぶうちに明確になってきましたが、「ブランディングなら、クライアントとの関わり方も変えられる」と思いました。
これまでのクライアントとの向き合い方は、「デザインとしてどう見せ、どう伝えていくか」という表面側の見せ方と伝え方に終始していたかもしれません。でも、ブランディングは「見せて伝えるべき“モノ”を、見つけて形づくる」ことですよね。

冒頭でもお話ししましたが、素晴らしい企業やお店が多いにも関わらず、それに気が付けていないもどかしさを解決できるのがブランディングです。クライアントが気付いていなかったり、見落としている“モノ”をブランド・プランナーとして二人三脚で形づくっていくことができれば、クライアントとの関係性は劇的に変わりますよね。
経営にとってなくてはならない存在になれると思えたのが、大きな収穫ですね。

受講後の変化

地元企業のブランディングから発展、その先へ展開が広がる

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※「フィッシュパス」のロゴデザイン

福井では知らない人のいない人気寿司店の「寿し 吉田」さんや、川釣り遊漁券のオンライン販売をされている「フィッシュパス」さんのブランディングを担当させていただきました。

とくにフィッシュパスさんは、創業者やスタッフ、アドバイザーとして迎えた釣り師の方と何度も議論を重ねた上でのブランディングなので、印象深いですね。ターゲットのセグメントを細かく設定し、CI開発からシンボルマークとロゴタイプ、コミュニティサイト、名刺、パンフレットと、コミュニケーション全体をプランニングさせていただきました。
ありがたいことに好評いただき次のプロジェクトへと展開が広がったりと、点ではなく面全体で企業の“らしさづくり”をお手伝いできたかなと思います。

北陸・福井から、ブランディングとデザインで地方を盛り上げていきたい

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地方創生という言葉がありますが、北陸や福井の地に根を張っているからこそできる「ブランディングでの地方創生」があると思います。日々、福井で生活しながら感じる「福井らしさ」と企業やお店それぞれの「らしさ」を橋渡しして、地域を活性化できたらいいですよね。

講座を受講した今では、「デザイン」に「ブランディング」を掛け合わせ、一過性ではない本質的なお手伝いができるようになりました。でも、まだまだ自分たちの魅力に気が付けていない企業やお店はたくさんあるので、それを一緒に形づくっていくことが何よりもの地域の活性化であり地方創生であると思います。

和田

協会より受講を検討している方へ

オンライン化の流れもあり、都市部と地方の境界線がなくなりつつあります。トゥエルブさんのように、地域には魅力あふれる企業やお店がたくさんある反面、“らしさ”がまだまだ形になっていません。その魅力をクライアントと一緒に議論しながら形にしていくのが、まさにブランド・プランナーの役割。あなたも、地域のブランドの伝道師(エバンジェリスト)になってみませんか?

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