受講に至った背景について

ブレない企画やディレクションには、ブランディングが必要不可欠

※所属するフリーランスチーム「grow」のHP

実はインターネット講座を受講するまでに、2回も無料入門講座に参加しています。最初はメーカーで給与計算の仕事をしていた時に知人に誘われて参加しましたが、いまいちピンとこなかったのが正直な感想です。きっと、経理の仕事からはブランディングを具体的にイメージできなかったからかもしれません。

その後に転職をして、WebデザインやECサイトのディレクション、サービスの企画・運営を経験しましたが、ブランディングの重要性を痛感する場面が何度もありました。というのも、サービスの軸を決めることなく企画やディレクションを行っていても、ブレることの連続だったからです。

ブレることを繰り返しているうちに、「あれ？ この企画って結局何が目的だっけ？」「みんなの考えがバラバラ」となってしまい、企画やチーム自体が迷走したり空中分解してしまうことがありました。そんな時にブランド・プランナー協会を思い出し、改めて無料入門講座に参加。「ブランディングをしっかりと学べば、“ブレない企画・運営”ができるかも！」と思いインターネット講座の受講を決めました。

講座を受講した感想について

“ブランドがないからブレてしまう”――、そう改めて実感した

※ディレクションの際に困っていたことが解決された

ディレクションや企画を行う際に軸がなくて困っていましたが、講座を通じて「軸づくりがまさにブランディング”なんだ」って実感しました。ブランドがないのにサービスの企画をいくら考えてみても、それは場当たり的な施策でしかないですよね。ブランドがないから企画だけでなくエンドユーザーへのアプローチもあやふやになってしまうし、デザインやバナーなどのクリエイティブも一貫性を失ってしまいます。

それにブランドが定まっていないことで、人為的な影響も大きいと気が付くことができました。例えば、ディレクターやデザイナーの考え方がバラバラだと一貫性が生まれませんよね。ブランドが定まっていないことは、スタッフ全員の意思統一や足並みにも大きな影響を与えてしまいます。これは社内スタッフだけでなく対クライアントでも同じことが言えるので、双方で共通のブランド認識を共有し合うことが大切だなと実感しました。

インターネット講座でもモチベーション高く受講できた

講座のカリキュラムは、「ブランド・ファーストのフレームワーク」をベースに「ブランド戦略概論」「ブランド・ディレクション」など、さまざま角度からブランディングにスポットを当てていきます。CI（コーポレート・アイデンティティ）の構築など、ブランディングを理論的・階層的に学ぶことができましたね。

インターネットでの受講ということもあり、時間や場所に捕らわれない反面、モチベーションを維持できるか心配でした。でも、内容が充実しているので飽きることなく全5回のカリキュラムを終えることができました。もっと早く受講すればよかったというのが正直な感想ですね（笑）。