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株式会社BAKE 和田 武史様
BAKE事業部 / デザイナー
HP:http://www.bake-jp.com/
受講に至った背景について
※BAKE inc.の公式HP
デザインの学校を卒業してから、玩具メーカーやアパレルでデザイナーの経験を積んできました。アパレル時代は、「アパレルの持つブランド観を、いかにデザインへと昇華させるか?」というのがミッションだったので、この頃にブランディングについて考え始めたと思います。
今は「BAKE inc.」というお菓子メーカーでデザイナーをしていますが、単に販促物やパッケージをデザインするだけではありません。お菓子の味わいを含めたBAKE inc.の世界観を感じていただくために、店舗のコンセプトづくりから関わっていきます。BAKE Inc.のブランドコンセプトに基づいたデザイン力が求められるので、「これは本格的にブランディングを学ばないといけないな。デザイナーとしてさらにスキルアップを目指すには、ブランディングを理解していなくちゃ」と感じていました。デザインを追求する流れから、必然的にブランディングへとたどり着いたと思います。
講座を受講した感想について
講座自体はとてもためになりましたし、仕事への向き合い方やデザインの考え方に良い影響を与えてくれました。今までは漠然と、「かっこいいデザイン」「かわいいデザイン」を表現していたと思うんです。でもそれって、あくまで自分の主観であって、クライアントやその先のエンドユーザーの求める「かっこいい」「かわいい」とはズレていたと思います。
ブランド・プランナー協会の講座を受講した後は、デザインに一本の芯が通りましたね。「“かっこいい”って思う人の心理はどんな状態だろう? 狙い通りに“かっこいい”って思ってもらうには、どんなシーンにどんなデザインを伝えていけばいいのかな?」と、自分で仮説をたててデザインができるようになりました。
実感している効果
※実践する中で更に知識が高まっていった
最近、「BAKE CHEESE TART」というお菓子ブランドの新フレーバーのプロモーションを担当しました。プロモーションプランに沿ってクリエイティブを展開していきますが、狙うべきターゲットに対してBAKE CHEESE TARTの持つブランド観を表現して伝えるのが難しかった(笑)。でも、学んだことを思い出しながら、「BAKE CHEESE TARTの持つ“らしさ”ってなんだろう? その“らしさ”をターゲットに伝えるには、どんなデザインやクリエイティブがベストだろう?」とロジックを組み立てながら担当することができました。
無事にやりきることができたのは、ブランドの本質を掴めるようになり、ブレずに芯をとらえたクリエイティブができたからだと思います。なんか、改めて「やっぱりデザイナーって楽しいな」って思えて(笑)。本質が掴めるようになるとより深くデザインに入り込めるので、仕事が楽しくなるんですよ。その意味でも、受講したことで自分の可能性が膨らんだと思います。
こんな方にオススメ
この講座はデザイナーだけでなく、コピーライターや映像作家などのクリエイティブに関わる人全般におススメしたいですね。クリエイターが次のステップを目指す時に、必ずブランディングが心強い武器となってくれるはずです。アートディレクターやクリエイティブディレクターを目指す人なんかは、なおさら必須だと思います。
講座内容が面白いので退屈することはありませんし、仕事をしながらでも十分に学べるボリュームでした。むしろ、「もっと学びたい」と思ったほどですから(笑)。ぜひみなさんも、受講してみてください。
和田さんが掴んだ「ブランドの本質」、それは「コーポレート・アイデンティティ(CI)」と呼ばれるものです。当協会の講座では、このCIを細かく解説していきます。